3ヶ月使ってレビュー まずまず便利なスマートウォッチG-SQUAD PRO【GSW-H1000】

タフで男臭いスマートウォッチG-SQUAD PROを3ヶ月以上使って、良いところも悪いところも見えてきました。
細かいことを考えなければ便利になったG-SHOCKだなという印象です。ではレビューしていきましょう。

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G-SHOCKとしての面

まずはスマートウォッチだ何だと言う前に、こいつはタフで戦う男のためのG-SHOCKだということで、適当に使っていても壊れないのが大事なところですね。
非常にラバー面がゴツく、腕を振っていて壁にぶつけても液晶が割れてしまうような事はありません。これは液晶丸出しの一般的なスマートウォッチとは違い安心感があります。

液晶は見にくい時がある

こちらの画像、室内で時計を見ようとした時です。常に時計は表示されていますが、しっかり上を挙げないとバックライトが着かないので、光の反射で何も見えないことが多々あります。
二層構造ディスプレイになっており、通常時はモノクロ液晶、腕上げ時はカラー液晶が起動します。
カラー液晶は外でもしっかり見えますが、どうもモノクロ液晶の反射が駄目なときが多いですね。

スマートウォッチとしての面

何個かスマートウォッチを試してきた者としては、初めてのスマートウォッチなら良いかもしれません。しかし、Apple Watchを使った事があると、アプリ連携にイライラする事が多いのではないかと思います。

Wear OSとG-SHOCK MOVE

G-SQUAD PROは基本的に2つのアプリと連携して、スマートフォンと情報のやり取りを行っています。
Wear OSは通知などスマートウォッチとしての大部分を担っており、比較的安定した接続が出来ています。
G-SHOCK MOVEはスポーツモデルの時計ということで、運動情報を管理しています。そして、接続がダメダメです。もうマジやる気あんのか?っていうくらいダメダメです。
初期の頃と比べればアプリアップデートで多少マシにはなってきましたが、未だにストレスを抱える部分です。

接続の調子が悪い?じゃぁBluetoothを一旦OFFにしてね。とか、毎回ですよ毎回!アプリアップデートで良くなったのが、この一旦OFFからの再接続が安定したくらいです。
以前はOFFにしたり、再起動したところで繋がらないとかザラでしたからね。完全に運ゲーでした。

ここらへんApple Watchは常にiPhoneと連携が取れているので、運動をしていて現在の自分の状況をすぐ知る事ができますが、G-SQUAD PROはとてもじゃないですがスポーツウォッチとしては未完成に近いです。

あとG-SHOCK MOVEの消費カロリー多過ぎると思うんですよ。他のスマートウォッチだとだいたい2,600〜2,800kcalなんですが、4,000kcal近く消費しているらしいんですよね。
流石に俺ガリガリになってしまいますわ。

バッテリーの持ちはだいたい1日

管理人は1日でだいたい3時間ほどアクティビティを行っています。こういったスマートウォッチで何が電力を食うかというと、GPSと心拍計測です。G-SHOCK MOVEで設定が出来るので好みの設定にしてもらえれば良いですが、通常時は別にGPSでトラッキングしなくていい派で、運動時も大体で良いよという感じなので、「通常の記録(日常)OFF」「位置の記録(アクティビティ中)MID」という設定にしています。
心拍計測についてはなんとなく1日の情報を取って欲しいので、ONにしたままにしていますが、これでだいたい朝7時〜夜0時くらいまではバッテリーは持ってくれます。

ウォーキング中などにアクティビティを起動しなければもっとバッテリーは持つので、長く使いたい日などはそういう使い方もありですね。

タイマーやアラームが直感的で劇的に使いやすくなった

G-SHOCKのアラームとか使いこなしている人いるんでしょうか…?っていうくらい、今まで使ってこなかったんですが、Wear OSが入ったことによりタッチ画面で色々設定が出来るようになり、非常に使いやすくなりました。
通常のG-SHOCKでは側面のボタンでポチポチしないといけなかったので、どこにどの機能があるのかも分からなくなるし、押しミスしてやり直したり、アラーム解除の方法が分からなくなったりと不便でした。
完全にWear OSの機能を使ったアラーム・タイマー設定に切り替わったおかげで、アラームの曜日指定なども出来るようになり、便利に進化しました。

ウォッチフェイスは似合わない物が多い純正一択か?

Wear OSを搭載しているので、Google Playからウォッチフェイスを追加や購入することが出来ます。
いくつか試してみましたが、結局行き着く先は純正のウォッチフェイス。G-SHOCKという無骨な見た目の時計に似合うウォッチフェイスって中々見つからないもんですね。
Google Playのウォッチフェイスには非対応のものもあるので、課金したものの使えなかったなんてならないように、事前に確認してから購入するようにしましょう。

機種変更する時の注意

ちょうどiPhone 13 Proに機種変更したので、その時の移行方法をお伝えします。

  1. 旧iPhoneのG-SHOCK MOVEと同期しておく
  2. 旧iPhoneのバックアップデータを作成する
  3. 新iPhoneをバックアップデータから復元する
  4. G-SQUAD PROをシステムから「接続を解除してリセット」をし出荷時状態に戻す
  5. 新iPhoneのWear OSで新しいスマートウォッチのセットアップをする
  6. G-SQUAD PROのPlayストアから「CASIO GSW SYSTEM」をダウンロードする←重要
  7. 新iPhoneのG-SHOCK MOVEで接続する

出荷時の状態に戻すとCASIO GSW SYSTEMが無くなるようで、一向にG-SHOCK MOVEと接続できず困り果てました。
大事なシステムですが、平気で削除されるようなのでご注意を。

総じてG-SQUAD PROに思うこと

wena 3もそうでしたが、あくまでサードパーティー製のスマートウォッチなんだなという印象が拭えない製品ではあります。G-SHOCKとして見れば、ちょいちょい充電は必要だけれど、通知はしてくれるし、ちょっと好みにカスタマイズできる悪くない製品でもありますね。

どこの視点から見るかによって、良くも悪くもなる印象です。ただ、CASIO的にはスポーツウォッチ臭を出していますが、この点については完成度低すぎだろうとしか言えないです。

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