縄文時代や弥生時代に先人達がこの団地の場所で集落を形成し、暮らしていました。
今回の建替に際して、遺跡の発掘調査を行い様々な住居跡、土器などが発掘されました。
ここにその調査結果を紹介します。
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調査概要
遺跡名
横浜市港北区No.229遺跡(仮称:篠原団地内遺跡)
調査期間
2002(平成14)年9月〜(平成15)年3月
発見遺構
第1区 縄文時代 中期〜後期 住居跡51軒・集石1基・土坑14基・陥し穴1基・ピット※219基
第2区縄 文時代 中期〜後期 住居跡44軒・土抗36基・ピット※1023基・貝層4ヶ所等
弥生時代 住居跡1軒、近世以降 土拡2基・溝1条
出土遺物
縄文土器・土製品・石器・貝・獣骨など
※ピットとは柱や鳥居と思われる跡のことを言う。
財団法人 神奈川考古学財団
都市基盤整備公団 篠原団地(先工区)建て替え事業に伴う発掘調査より
実家の近くに遺跡があったなんて
30年間篠原近くに住んでいたのですが、遺跡が歩いて直ぐのところにあったなんて予想外でした。
山の上にある場所なのでアクセスするには大変かもしれませんね。どこから攻めても坂道です。
おすすめは横浜市営地下鉄の岸根公園駅から坂を登っていくルートです。改札を出て10分ほどでたどり着くことが出来ます。
コンフォール篠原の前に案内板があります
〒222-0026 神奈川県横浜市港北区篠原町72−2
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