元町貝塚も今ではオシャレなアメリカ山公園

みなとみらい線の終点、元町・中華街駅から上に上がることが出来るアメリカ山公園。実はここ貝塚だったんです。
洋風な公園でおしゃれなんですけどね。貝塚!

公園に上がってくる施設内に横浜チャペルという結婚場が入っていることもあり、アメリカ公園で撮影をしているみたいです。
写真の左側に花嫁さんがいますね。もうちょっと奥が貝塚です!
綺麗なわりに、実は歴史を感じることが出来る公園です。

元町の高台アメリカ山から横浜を見下ろす
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元町貝塚

元町貝塚は、昭和49年(1974)に外国人墓地の北東斜面で発掘された、縄文時代中期初頭(およそ5,500年前)の貝塚で、貝とともに土器などがみつかっています。

平成18年(2006)に、アメリカ山公園の建設に先立って、台地の東側で発掘調査が行われ、厚く堆積した貝層がみつかり、ここにも貝塚があることがわかりました。

この貝層からは縄文時代前期末〜中期前半の土器をはじめ、石器や骨角器・貝製品など、縄文時代の人びとが使っていた道具がみつかりました。また、貝塚を構成する貝は、ハマグリやアサリ・マガキ・アカニシ・カガミガイ・オキシジミ・バイ・ツメタガイなど多くの種類がみられ、当時この周囲の海がとても豊かだったことがうかがえます。

横浜市指定史跡
元町貝塚
平成25年11月15日指定
横浜市教育委員会

貝層の断面

貝塚は台地の縁から斜面にかけて、約80㎡にわたって広がり、さらに斜面の下方へと延びています。貝層の断面を観察すると、貝の多い部分と少ない部分とが縞模様のようにみられ、その厚さは最大で約1.5mもあります。

出土した縄文土器

貝塚の中からみつかった縄文時代中期初頭の土器です。貝塚からは土器のほか、打製石斧や石鏃などの石器もみられます。また動物の骨や牙、シカの角で作った装飾品、漁労具などの骨角器もみつかっています。

元町の山の上は貝塚が多かった

元町貝塚の他にも外国人墓地の方に、山手貝塚があったそうです。

貝塚坂というものもあり、この周辺が貝塚だったんだとうかがえます。
ちなみに貝塚坂に接している山手本通りは、日本の道100選に選ばれているので、歩いてみるのもいいかもしれません。
地味にシンドい道ですよ。

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