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黒猫がベンチで寝ていた権現山。
小さい頃、お花見で来た記憶があります。見晴らしがよく、青木橋より高く線路を上から眺めることが出来る公園です。
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権現山
かつてこのあたりは権現山と呼ばれ、本覚寺のある高島台と尾根伝いに繋がる急峻な山であった。
戦国時代、当時の関東の支配者上杉氏の家臣上田蔵人は、北条早雲に味方して謀反を起こし、この山上に砦を築いてたてこもった。
合戦は上杉方の勝利に終わったが、その後、上杉氏の力が弱まり北条氏による関東支配が始まった。
幕末から、明治にかけて、お台場や鉄道用地の埋め立て、開削などのために山は削られ、現在のように低くなった。
色々あった石碑
幸ヶ谷地区土地区画整理完成
表忠碑
表側です。
裏側です。
折れちゃっている石碑
権現山合戦の跡
永正7年(1510)北條早雲が当時の関東の支配者上杉氏の家臣上田蔵人を味方にしてここにとりでをきづかせた。
上杉朝良ら二万の大軍がとりでを囲み合戦が十日間も行われたという。
その結果上田勢が敗れた古戦場跡である。また安政年間のお台場づくりなどの埋め立て用土に山がけづられて低くなった。
昭和54年3月 神奈川区役所