神奈川宿歴史の道一覧はこちらです。
右手に剣、左手に如意宝珠を持つ、神秘的な仏様が祀られています。
目次
AD
能満寺
能満寺は、海運山と号し、古義真言宗に属す。
正安元年(一二九九)内海新四郎光善というこの地の漁師が、海中より霊像を拾い上げ、光善の娘に託していう霊像のことばにしたがって建てたものがこの寺であるとの伝承がある。
本尊は高さ五寸(十五センチ)木造坐像の虚空蔵菩薩で、海中より出現したと伝えられる。
かつては、神明宮の別当寺で同一境内地に同社もあったが、神仏分離令で分かれ今日に至っている。