本覺寺外観

本覺寺の案内板と全国塗装業者合同慰霊碑の由来【神奈川宿歴史の道その9】

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本覺寺外観

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本覺寺

本覺寺案内板

本覺寺は、臨済宗の開祖栄西によって、鎌倉時代に草創されたと伝えられる。

もとは臨済宗に属していたが、戦国期の権現山の合戦で荒廃し、天文元年(一五三二)に陽廣和尚が再興し、曹洞宗に改めた。

開港当時、ハリスは自ら見分け、渡船場に近く、丘陵上にあり、横浜を眼下に望み、さらには湾内を見通すことができる本覺寺をアメリカ領事館に決めたという。

「領事館時代に白ペンキを塗られた山門は、この地域に残る唯一の江戸時代に遡る建築である。

全国塗装業者合同慰霊碑

全国塗装業者合同慰霊碑

全国塗装業者合同慰霊碑の由来

全国塗装業者合同慰霊碑の由来

青木本覺寺の歴世は現住職まで27世を数える由緒ある寺院としておよそ490年の歴史を刻み現在に至っています。

この本覺寺と塗装業との所縁は幕末にまで遡ります。

横浜港開港時、アメリカ領事館が本覺寺境内に建設され、その際の塗装こそが「我が国洋式塗装の先駆け」とされています。

昭和53年社団法人日本塗装工業会では、創立30周年記念事業の一環として、塗装発祥の地ここ本覺寺に業界の先達を合祀するため、ご住職の厚意によりこの慰霊碑を建立いたしました。

爾来、当工業会では毎年全国の塗装業界物故者の合同供養式を挙行し、先達を偲び業界の発展を祈願しております。

全国塗装業者合同慰霊碑運営委員会歷代委員長

初代 坂倉政丸 1978年〜1987年(在任10年)
二代 横溝武雄 1988年〜1995年(在任8年)
三代 渡辺藤治 1996年〜2003年(在任8年)
四代 北野紘一 2004年〜2015年(在任12年)
五代 佐護 徹 2016年〜

一般社団法人 日本塗装工業会
全国塗装業者合同慰靈碑運営委員会
(第40回 合同供養式記念 平成29年6月16日)

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