かえもん公園

かえもん公園の案内板【神奈川宿歴史の道その5】

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かえもん公園

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高島嘉右衛門

高島嘉右衛門の案内板

嘉右衛門は、天保三年(一八三二)、江戸に材木商の子として生まれ、開港後の横浜で成功を収めた。

明治二年、政府は新橋・横浜間(現在の汐留・桜木町間)の鉄道建設を計画する。現在の横浜駅から桜木町にかけての一帯は、当時海で、鉄道を通すため、青木町から野毛にかけて、全長千四百㍍、幅七十六㍍の築堤を造らなければならなかった。

嘉右衛門がこの難工事を請け負い、高島台から数千人の人々に指示を出して、政府との約束の期間内に見事に工事を成功させた。埋め立てられた場所は現在の西区高島一・二丁目で、高島台とともに名前が町名として残っている。

右の写真は、明治初めの風景である。手前にある家並みは、旧街道の宿場で、その向こうに文明開化を象徴する鉄道の線路が廷びている。

埋め立てのほかにも、ガス会社や学校の設立、易学の普及など嘉右衛門は幅広い分野で数多くの功績を残した。

神奈川宿歴史の道その5

前回の大綱金比羅神社からはルートを戻る事になる、かえもん公園。
坂が多くアップダウンが激しいので辿り着くのが大変な場所にありました。公園自体は砂場くらいしか遊ぶ場所がなかったような……ちょっと寂しい公園です。
神奈川宿巡りをしている団体は坂を登っている途中で追い抜いたので、ゆっくり撮影することが出来ました。あの人数が公園で休憩したら帰れなかったかもしれません。

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かえもん公園
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