未来のバラ園

山下公園 未来のバラ園

山下公園にあるバラ園です。残念ながら撮影当時はバラが全くない時期でした……。

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未来のバラ園 The Rose Garden of the Future

未来のバラ園案内板

バラ園の歴史

山下公園は、関東大震災の復興事業として、がれきを埋め立てて作られた臨海公園です。
昭和5年(1930年)に開園しました。海への眺望、芝生の広場、歌碑や記念碑など見どころの多い公園です。

また、年間を通じて、さまざまなイベントが催され、多くの観光客でにぎわいます。
バラ園は公園のほぼ中央に位置し、開園当初は居留地時代のフランス波止場の雰囲気を残す船溜まりでした。

これを埋め立て作られたのが沈床花壇です。フランス式庭園を思わせるシンメトリカルな地割で花壇を配置し、四季折々に美しい花が楽しめる場所となりました。

山下公園とバラの歴史は、開園の頃に寄贈されたバラを植えたのが始まりで、古くから受け継がれている歴史ある品種を中心に育てられ、来園者に親しまれていました。

その後、平成27年に横浜みどりアップ計画(計画期間:平成26-30年度)「都心臨海部の緑花による賑わいづくり」の取組みの一つとして再整備され、昔からのバラと新しいバラ、そして季節の花々の咲くバラ園として再編されました。

未来のバラ園地図


白を基調としたつるバラとスタンダード仕立てのバラに、青のクレマチスと草花を配植しています。


4色のテーマカラーを基調としたカラーガーデンで、同系色のバラと草花を植栽しています。

バラ園の見どころ

[1]四季折々に咲く草花とバラ

[2]ローズポールやローズゲートのつるバラ

[3]スタンダード仕立てのバラ

  • 宿根草や一年草など四季折々に咲く草花を植栽することで、年間を通して花を楽しむことができます。(写真1)
  • ローズポールやローズゲートのつるバラ(写真2)やスタンダード仕立てのバラ(写真3)により、立体的で多様なバラで演出しています。
  • バラ園中央部は白いバラを中心に、周囲はフランスの庭園を思わせるビビッドな色彩でデザインしています。
  • バラは一般的に管理が難しいと言われますが、このバラ園では病害虫に強い新たな品種のバラを採用し、維持管理が行いやすいバラ園を目指しています。
  • 「未来のバラ園」は、バラの歴史を過去から未来へと受け渡し、最先端のバラ園として進化し続ける、横浜のシンボルガーデンであり続けます。

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未来のバラ園
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