旧税関事務所遺構

赤レンガ倉庫のすぐ横にある旧税関事務所遺構

旧税関事務所遺構

赤レンガ倉庫のワールドポーターズ側にある遺構です。
赤レンガ倉庫へ遊びに来た方は見逃してしまいそうな感じがします。

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旧税関事務所遺構(右突堤中央事務所)
Remains of Center Office of Customs House Annex

旧税関事務所遺構(右突堤中央事務所)案内板

これは大正3年(1914)5月に建設された税関の事務所遺構です。

レンガ造りスレートぶき、3階建のゴシック様式の建物でしたが、大正12年(1923)9月1日、関東大震災により床や屋根が焼失したため、復旧されないまま埋めもどされて荷さばき用地となっていました。

「赤れんがパーク整備」のための工事のさいに発見され、現在、花壇として利用しています。

しゅん工時、1階には「硝子張天井」のホールと受付カウンター、2・3階には事務室や応接室、外航船や荷役のための貸事務所がありました。

ガス暖房や電気照明も完備されていました。

These are the foundations of the old center office of the Customs House annex. It was built in 1914. The center office was destroyed and buried by the Kanto Earthquake. But the foundations were discovered, when the “Aka-Renga Park” was under construction.

当時の建物

しゅん工当時の建物
レンガ造りストレート葺き3階建
建築面積270.51坪(894.24㎡)
延床面積960坪(3173.55㎡)
軒高56.6尺(18m)

Complete view of that era
Structure: Brick
Stories: 3
Total floor space: 3173.55㎡
The eaves level: 18m

トップライトの受付ホール

2層吹きぬけ、トップライトの受付ホール
Main hall

ガス暖炉、電気照明のVIPルーム

ガス暖炉、電気照明のVIPルーム
Parlor

図

正面入口は西側にあり受付ホールのカウンターに通じる。
東側の入り口は2・3階の事務所のための独立したエントランスとなっている。
基礎の構造方式は赤レンガ倉庫と同様。

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旧税関事務所遺構
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